社長メッセージ

黒瀬水産はぶりの養殖に特化した養殖加工メーカーです。
グループの親会社は日本水産株式会社=ニッスイと言いまして、100年を超えて世界の海に漁船船団を繰り出して魚を獲ってきた水産会社です。
そんな世界の船乗り仲間では、新しい乗組員を歓迎するときに『これから我々と船に乗って一緒にやって行こう』という意味でWelcome aboard!と言って仲間を歓迎します。
当社に興味を感じて、この採用ページを見に来られている皆さんへ、Welcome aboard!我々の船にようこそ!

さて、昨今の社会情勢や経済は前例のないほど地球規模で目まぐるしく変化しています。その変化を我々はインターネットIT通信技術の進化によって瞬時に知ることが出来る時代になっています。 世界中で発生するテロの惨状、北朝鮮のミサイル発射や、中国の政治経済情勢など最近はどうも余りよい情報ばかりではありませんが、そんな溢れる情報社会の中であっても、我々人間は過去の歴史から学ぶところが多いものです。 

親会社の日本水産から当社黒瀬水産までの歴史を振り返ると、

先ず100年ほど前に、東シナ海での以西底引き網事業に始まり、南極の南氷洋まで展開した捕鯨事業、それに続き北方のアラスカでの鮭鱒事業・助宗底魚事業へとつながりました。1970年代後半に200海里法(排他的経済水域)が施行され海の上にも国境がひかれてしまい日本漁船が海外の海域から締め出される状態となりましたが、日本水産はその後も、北米と南米の海外で現地法人の漁業会社を設立し、世界の海からの水産物の確保と供給を担ってきました。

そして、1980年代後半から、東南アジアでのエビ養殖事業や南米でのサーモン養殖事業を開始し、『獲る漁業』から『育てる漁業』への転換を模索開始しました。2000年代に入って、日本の東北地方でのギンザケ養殖、ここ宮崎での黒瀬水産のぶり養殖、加えてグループ各会社でのクロマグロ、トラフグ、カンパチ、これから更にエビなどの国内養殖へと事業の拡大と展開を果たしているところです。

 

このグループ会社の事業の歴史話の中で私がお伝えしたいことは、

第一に、親会社の日本水産は、約100年間続けてきた『獲る漁業』から、『育てる漁業』への事業の大転換を行っているところであり、現在、この黒瀬水産をはじめとする養殖業に持続可能な事業を見出して力を注ぎこんでいるということです。

第二に、一般的な事業は30年間程度で移り変わると言われており、親会社でも東シナ海底曳き事業、南氷洋捕鯨事業、北米と南米トロール事業、そして現在の養殖業と、その事業は大体30年間位で大きな転換を迎えてきています。 黒瀬水産も設立から12年、これから先、きっと何かしらの大きな転換を迎えることは間違いありません。

そして第三に、そのような不透明な先行きに対して不安を感じる人もいると思いますが、変化の中にこそ、面白いこともあるし、大きなチャンスもあります。そして、勇気をもってチャレンジする人、粘り強くやり抜く人に、きっと運命は味方します。

   

親会社の歴史は正しくそれを実証してきていると思います。そのように変化に対応して挑戦、努力する従業員達がいて、その彼らが会社の歴史を作ってきているのです。

時代の荒波を乗り越え、長く続く、逞しい会社を目指して、我々と一緒に航海して行きましょう。Welcome aboard

 

 代表取締役社長
                                                       山瀬茂継