完全養殖”黒瀬ぶり”成長日記⑤
「黒瀬ぶり成長日記」第5弾をお届けします。
今回は、「沖出し」で海へ移動させる様子と、沖出し後の作業についてご紹介します。

海への大移動!いよいよ広い生簀へ
頴娃種苗センターから到着した稚魚たちは、活魚車からすぐに船倉へ積み込み、沖合の生簀まで慎重に運びます。
運搬中は船倉の酸素量や魚たちの様子を細かく確認し、安全第一でやさしく運搬しています。
今まで水槽で育ってきた魚たちにとって、広い海での生活は初めての経験です。生簀に放すと、みんな元気よく泳ぎ回り、うれしそうな様子が印象的です!新しい環境に早く慣れてくれるよう、スタッフも見守っています。
こまめな管理で健やかに
沖出し後の魚たちが過ごす生簀は、普段は網でフタをして海中に沈めてあります。給餌やメンテナンスのタイミングのみ、海上に浮上させて作業を行います。

こちらは、毎週一度行っている魚の体重測定の様子です。
体重をしっかりチェックすることで、黒瀬ぶりの成長を観察し、今後の飼料選定にも役立てています。
魚の大きさ(体重)に合わせて餌を変えることが、健康的な成長につながります。
沖出しから約50日が経過し、魚たちは体調15㎝まで育ち、体重も大きく増え、元気いっぱい丸々とした体型になりました。


ワクチン接種で健康管理
こちらは、魚へのワクチン接種の様子です。
感染症リスクが高まる時期を迎えるため、事前にワクチンを打って健康管理を徹底しています。魚が暴れて傷つかないように麻酔をかけて眠らせた後、専用の機械で一匹ずつ丁寧にワクチン接種しています。こうした予防対策が、黒瀬ぶりの元気な成長につながっています。
【担当者のコメント】
魚が小さい時期は、日々ぐんぐん成長する姿を実感できるため、スタッフ一同やりがいを持ってお世話をしています。
毎日の観察に細心の注意を払い、黒瀬ぶりが元気に大きく育つよう、これからも頑張ってまいります。
今後も黒瀬ぶりの成長の様子をブログで随時お届けしますので、ぜひご期待ください!