養殖拠点 – 黒瀬水産株式会社

黒瀬水産は宮崎・鹿児島の各地に養殖拠点を備えています。
雄大な黒潮の恩恵を多大に受けた育成環境で育った美味しい魚を食卓にお届けします。

頴娃種苗センター

海水がきれいで冬場の水温も高いこの地域は人工種苗の生産にはとても良い環境です。
ここで卵から育てた種苗（モジャコ）は内之浦や串間、延岡の漁場に沖出しします。

志布志湾の湾口（南西側）内側（西側）の支湾に位置し、黒潮が近くを通ることから海水温が暖かく、ブリの飼育に適した海域となっています。ここでは、モジャコ期から約1年間飼育しています。モジャコ時期は遊泳力が弱く、頻繁に摂餌が必要になるので、穏やかでいつでも給餌できる環境の内之浦漁場は最適な漁場です。

志布志湾の湾口（北東側）に位置し、外洋に面した黒瀬漁場は、水深が深く、潮通しの良い漁場です。ブリ本来の生息環境に近く、ある程度大きくなって遊泳力のついたブリを飼育しています。また、黒瀬漁場では、更なる育成環境の改善や洋上作業の集約化、環境負荷低減を目的として大型生簀の導入を進めています。

黒瀬漁場の内側に位置し、陸地や岩礁、テトラポットなどに守られた穏やかな漁場は、出荷専用漁場として周年出荷を可能としてます。

宮崎県北部に位置し、日向灘に面した浦城漁場は、水深が深く、潮通しの良い漁場です。黒瀬漁場同様、外海からの影響を受けやすく時化が多い漁場ですが、ブリにとってより良い環境を求めて沖合で養殖しています。

錦江湾に位置する鹿屋漁場は、水深が深くカンパチ育成に適した環境であることから鹿児島県でも有数なカンパチの産地となっています。

東シナ海に面した笠沙漁場は、黒潮の恩恵を受け、透明度が高く、潮通しの良い漁場です。